頭痛の世界は奥が深い|快適な生活を守る為に必要な事とは

医者

治療について

カルテ

頭痛というのは、起こる原因となっているものによって治療方法にも違いがあります。まず何かしらの病気が原因となっている場合には、頭痛の治療というよりも、原因となっている病気の治療が主となります。頭痛を起こしやすい病気の代表ともなるものは、風邪や副鼻腔炎、脳の炎症といったものがあります。また、近視や乱視、肩こりなども原因の1つです。このように何かしら他に原因がある場合には、その病気を治すことによって、頭痛も同時に治まるのが特徴です。ですので治療は、内科や外科などで身体的な治療を行うのが通常となっています。これに対して頭痛そのものが主な症状の場合というのは、心因的なものや生活習慣などによって引き起こされることの多いものです。そのため病気が原因のときとは違い、身体的な治療を行ってもあまり効果は期待できません。ではどんな治療が必要となるかといえば、心のケアが治療の中心となるのです。特にストレスから慢性的な頭痛に悩まされる人は多く、原因不明のタイプのものも少なくありません。また、学童以上の子供にはこのタイプが多いといった傾向があります。学校などで新しい環境におかれた時に、本人も気づかないうちにストレスが溜まり、頭痛となって現れることが多いというわけです。こうしたものは身体的な治療をしても治りませんので、心療内科や精神科での精神的な治療が主となってきます。精神的な安定を得られれば、自然と痛みも消えていくのが特徴です。このように原因によって治療方法には、大きな違いがあるのです。

頭痛というと、風邪や脳の病気を疑う人は少なくありません。まず初めに、そうした病気を疑うのは一般的となっています。これは実際に何かしらの病気が隠れている場合には良いのですが、心因的なものが原因の場合には原因不明とされてしまいます。そうなると不安を抱えて頭痛を我慢したり、いくつもの病院を渡り歩くという状態になることも少なくありません。そこで今後は、内科や外科などでも心因的なものかを見分ける検査などが、導入されるようになるのではないでしょうか。身体的な原因が見つからない場合にこうした検査を受けられるようになれば、病院側も患者側も両方にメリットがあるでしょう。というのも、患者はその検査で原因が分かりますので治療が始められますし、不安を取り除くこともできます。病院側では、原因不明でいくつもの病院を回る人が減りますので、過剰な忙しいさが多少なりとも緩和されるでしょう。近年では医師不足や、診察での待ち時間の長さが問題になることも少なくありません。無駄な来院が減れば、そうした問題も解決に向かっていくのではないでしょうか。両方にとってメリットのあるものならば、今後取り入れられてもおかしくないような気がします。大きな病院なら内科や外科などと同時に、精神科もあるところは多くあります。同じ病院内になかったとしても、提携できる病院はあるはずです。そうした科を越えた提携がうまくなされれば、心因性の頭痛に対する検査を取り入れるのも難しいことではないでしょう。